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日本の大学を卒業後、アメリカへ大学院留学。アスレティックトレーナーとして、現在はテキサス州ヒューストンにて高校ATCとして勤務中。資格を取ってもまだ日々勉強です。4年ぶりの都会暮らしを楽しんでます☆


by kanaeinoue
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Biodex

今回のLabでは、Biodexという筋力測定機を使って行われています。
これはIsokinetic exerciseの代表的なものといわれる機械で、
被験者や患者の情報にあわせてコンピュータが強度などを調節してくれるので、
一人一人に適切な負荷をかけてトレーニングをすることができる。
また、リハビリのトレーニング機器としてもかなりの優れモノ。
大学のときにCybexの操作はやったことがありましたが、
Biodexは初めてでした。うちにあるのは98年くらいの新しいものと、
いつのか分からないような古いタイプ。両方とも練習します。

今日は古いほうのを使ったのですが、まったく持って使い方をPCが指示してくれないので、
本当にてこづってしまいました。。。Cybexと似てはいたんだけど、同じではないから、
なにが足りないのか、流れの通りに進めていくのでは分からなかったりして(>_<)
何度もスタック!(汗)そしてデータの打ち直し。。。
まーこれだけ失敗すれば次にはプロでしょう(笑)という感じです。

被験者の体重、関節可動域、その部位の重さ、選んだエクササイズの内容などを
考慮してテストは行われるけど、運動処方としてはどうなんだろうな?
大学のときからの疑問&悩み。
たとえば膝のケガ(半月版でも、ACLでも)をしたとして、定期的にテストして
Q/H比を測っていきましょう~というのは、理屈が分かる。
けど、もしCybexを使って筋力トレーニングをするのだとしたら、その目的は何だ?
ただやっていればいいのか、って言ったら、絶対そうではないけど、
なんとなくPCが作り上げたプログラムをやっていてもダメだし、何か理論が知りたい。
なぜこの"deg/sec”でこの回数をするのか?そこのエクササイズに期待されている
ことは何なのか?Facilitateすること?Hypertrophyか?
リハビリのプログラム一つ一つの目的と効果的なProgressionをきちんと考えられる
ようになりたいですな。メニューは知っていても、それだけってことが多いから。。
ここが「穴」なわけで、補いたい部分でもあるからね。
で、ネットでBiodexのサイトに行き、いい資料をダウンロードできました~!
読んでみてまた新しく分かったことをまた書きたいと思います。

いや、そんなExtraをするまえにとりあえず、
テストのそれぞれの項目が何を調べているのかをしっかり理解するほうが先かな。(汗)

いままでの穴っぽこを少しずつ埋めていこう。
by kanaeinoue | 2006-04-04 19:49