日本の大学を卒業後、アメリカへ大学院留学。アスレティックトレーナーとして、現在はテキサス州ヒューストンにて高校ATCとして勤務中。資格を取ってもまだ日々勉強です。4年ぶりの都会暮らしを楽しんでます☆


by kanaeinoue
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3-0

試合勝ちました!!
いえーい3連勝!!まー内容的にはかなり問題がありましたけど
勝てば良いのです。次までに修正が効けばそれで良いんです。
ディフェンスのビッグプレーが連発したおかげで勝てましたね。
良かったーーーわたしのラッキーチャームは今も健在だな♪

今日の相手はとってもリッチな学校でした。スタジアムがすごかった!
電光掲示板だってあるし、クーラーもたーくさん貸してくれて
自分たちのものをほとんど使わなかったしね。すごい。
ヘルメットのカタチをしたバルーンもあったし、マスコットの着ぐるみ?もあった。
なんだか大学を見てるようだったなぁ。
けど、勝ったから良いの!お金持ちを貧乏が倒すってスポーツならでは?!
すっごい下克上な感じで嬉しかったな♪
お金をかけなくてもフットボールは強くなれる。
貧しい選手たちでもフットボールでスーパースターにもなれる。
うちの可愛い選手たちが頑張って打ちのめしたので、それだけで満足!




でも、今日はほんとイライラしてましたね・・・
まずはいつもどおりスチューデントトレーナーたちの働かなさ。
だらしなさ。格好のダメさ。口答えばかりする減らない言い訳。
もぉ、正直そんな多くは要りません。せめて4人くらいでけっこうです。
だから、もうなにもしないでください。。。
選手たちと絡みたいだけなら、どっか違うところへ行ってくださいな。
これはもう考えるまでもなく、常識です!!

んで、うちのボス。彼はちょっとトレーナーを勘違いしているんじゃないか?
と思う事が多々あります。昨日、バスケのコーチをしてるのを見て
まーね、、、趣味としてやるならともかく、ちゃんとセミプロでやるって?!
ってわたしはかなり疑問があったんだけど、、、そこはやってくれ、って
言われたらだれも断る事はできないわけで。

けど、試合のとき、トレーナーはコーチたちと一緒に戦術に関して
話をしたり、選手に声をかけたり、プレーを指摘したりするものなのか?
わたしはかなり大人しくしてます。特に試合中は片時もプレーから目を離さず
まーときに後をみたり、選手に呼ばれてテープ巻き直したりするけど
基本的にプレーの事には一切口は出しません。それが分業だと思うし
コーチも選手も、何様だこいつ、状態になるのは確実でしょう。
うーん、いただけないなぁ、、、わたしとしては。

あとは、ケガに対する対応の乱雑さ。とにかく適当なことが多くて。
今日は1stのときにうちのエースのRBが捻挫しました。
けっこう捻ったらしく、痛みが外側よりも内側のほうがありました。
malleolusの痛みはかなりあって、あら、、、Bruiseかな、、、それとも?
ってな感じの捻挫でした。でも、そのあともプレーができるくらいだったので続行。
捻ったすぐあとはまだ痛みもそこまでSensitiveではなかったけど
徐々に痛みが増して来てハーフタイムに巻き直すときはかなり足をひきづってて。
もちろん彼はスペシャルテストなんてしてないです。
評価なんてケガを悪くなるからやるな。って。
でもって、巻き直しするときに、今度は普通のテープ+ストレッチで巻いてた、
選手は内側にあると思われるbone Bruise がそれだけでも圧迫されて痛いのに
ストレッチテープを巻いたら余計にSqueezeされるのは想像できますよね?
テープの特性から言ってストレッチテープはキツくなりにくいけど
ホワイトの上から重ねたら全体を圧迫するように補強できますから。
選手は余計に足を引きづり痛そうでした。そんなに甘ちゃんなコではありません。
もうシニアだし、痛い経験もして我慢もできるし、エースだからいちばん走る。

トレーナーの人だったら、ある一カ所の圧痛を取るため、と思ったら
だれでもドーナッツパッドって思いつきますよね。
わたしもそう思ったし、今日はたまたまフォームパッドをキットに入れてなくて
それでもホースシューは持っていました。これを使ったらちょっとは圧痛は
和らぐんじゃないの?って言って差し出すと、ダメだと言われ。
「高校生なんだから、そんな甘いことはやらなくていいんだ!世話しすぎちゃいけない。これから大学に行って何でもトリートメント、ケアされるようになるっていうのに、今からこんな痛みと戦うことができなきゃ困るんだ。彼はどうやって痛みを伴いながらプレーする事を覚えるんだ。彼が走らなきゃうちらは勝てないんだから。」
みたいなことを言われ、頭にはもーーーー疑問がいっぱい。
まず、高校生だから、ってことはないんじゃないか?
どんな選手でも同じように扱うべきなんじゃないか?
もちろん、コメッツでやっていたときのようなケアはしたくないし
もっと厳しく、と心がけているけれど、その瞬間に必要だ、と思ったことは
それがたとえ高校生でもやるべきじゃないのか?
今そのテープがプレーを妨げてるなら。
痛みと戦わせることがトレーナーの仕事なのか?
私たちは痛みを消す事はできないけれど、ちょっとでも痛みの原因を改善させて
選手の精神力を削らずにガンバらせることが仕事じゃないか?
私たちが最高のケア、テープ、トリートメントをしてそれでも不完全なら
選手はその痛みに打ち勝つしかプレーする手段はないけど
そうもしないで痛みに勝てるのが本当のチャンピオンチームだ、と
トレーナー自らが言うのは、ちょっと違うと思う。
そして、その痛みたち、ケガを無視して押し切って、ひどいケガになる可能性もある。
私たちはそこで的確な判断をして、ケガを悪化させない事が最大の使命だと思う。
ムリをさせてしまうことももちろんのこと。チームのため。勝つため。
けれど、そこへ向かうための私たちの最大の努力があって初めて
誰しもが納得する状態に持って行けるはず。そう信じたい。

わたしはここではアシスタントであり、彼の同意がなければ基本的に
物事の判断はできない状態です。コミュニケーションをして
何をどうするか決めるのは話し合うけれど、わたしには決定権はないので。
でも、本当に今日は逆らって歯向ってでもそれは違う、って思った。
上に従うのは当然の事、、、なんて日本人らしい気持ちが出て来てしまって
選手が「巻き直してくれるの?」と言ってる後ろで「大丈夫だ!」と叫ぶ
上司には従うしかなかった。ヘッドトレーナーで、アシスタントトレーナーだったら
たとえば大学とかだったらどうなるんだろうな?ヘッドの考えに同意できなかったら。

常に自分が正しい、なんて思っていません。
けど、選手を助けるため、もっと良いプレーをしてもらうためには
私が持っている知識を最大限にフル活用してなんとかしてやりたい、って思うんです。
それがトレーナーとしての私のやる気の源だし、仕事だから。
ああいう、よく分からない発想の人は、わたしをがっかりさせます。
彼はもう30年近くトレーナーをやっている。ずっとこれでやってたの?
って疑いたくなるほど、とてもじゃないけど良いとは言えない、、、
テーピングも半端なく下手です。選手がわたしの後に列を作り待ってると
「オレはもう何千本とテープを巻いて来たんだぞー」と選手をののしる。
けど、いつも私がテープを巻いてる子供たちは
「カナのテープの方が良いよー!。ちゃんと要望を聞いてくれるしそのとおりにしてくれるから!」
って言ってくれてて。
That's all I need to. That's all I wanna do for you guys!
って感じでした。
未だに、高校フットボールの手加減は学び中です。コメッツのようにはできない、
大学のようにはできない、ってのは分かっているけれど、
あまりにも的確な適切な処置をしていないボスを見ていると
実は、高校のフットボールだってもうちょっとケアしても良いんじゃ?と思います。
リミットを作るのは自分。やっぱり、、、私には痛みを持っている選手を
放っておいて、痛くてもやれ、なんていうのは手放しにはできない。
ちゃんと痛くてもやらなきゃいけない、っていうレベルは選手だって分かってる。
特に試合に出ているシニアの選手は分かっている。
そんな子たちはプッシュするより、後からサポートしてあげるべきだと思う。
JVやFreshmenだったら押すところを、Varsityだったら引くこともできる。

うん、、、わたしは間違っていないと思います。
明日とかちょっと話してみよう。私の学ぶ場所を取られたら困る。
そして正しい判断をさせてもらえない悔しさと言ったら半端ない。
安心して試合を見れなくなってくるもん・・・・
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by kanaeinoue | 2008-10-01 16:26